
CO2(炭酸ガス)レーザーとは?
10,600nm Laser
水への吸収度が高い波長のCO2レーザーでは、皮膚・軟組織の止血、切開、蒸散、凝固に対して、皮膚科・形成外科・婦人科などの領域などでイボや黒子の除去などに使用されています。
CO2レーザーの特徴として表のように水分への吸収・反応をすることで熱変性が起こります。
また、メラニンやヘモグロビンへの吸収度は高いことが特徴となります。
NEOXELでは最大40Wの高出力とパルス幅を調整することで、対象となる疾患に合わせた設定を行うことができます。

CO2レーザーの歴史は長く様々なレーザーが開発されている中今でも末長く役に立つアイテムとして使用されています。
- 水分に吸収そして反応することで熱にかわりアプローチ
- メラニンやヘモグロビンにはほぼ吸収されないことでスキンタイプを選ばない
- 選択的な熱分解(有効なターゲットと低い副作用)により蒸散効果を最大限に発揮
バリエーション照射モード
様々な選択によって正常な組織への損傷を極力少なくアプローチ

ウルトラパルスモード
ミリ秒よりもさらに速いマイクロ秒でレーザーを連続的にONとOFFを繰り返し発信するモードになります。全機能の中で最も周辺組織へのダメージが少なく炭化リスクを下げた照射を行うことができます。切開のような切れ味の鋭い照射を行えます。深い芯が残っている組織などに対してピンポイントで照射する際にも使われます。